2006年03月08日

久々の簿記

お久しぶりです。
最近、社会人でブログを続けることの大変さが身にしみて分かってきました。
別に仕事が忙しいわけでもないけど、
家に帰ってPC立ち上げへんわけでもないけど、
それでもなかなか。

簿記講座、最近何をやっていけばいいんかよう分からんようになってきたけど、
とりあえず理論的な部分をもうちょっと書いときます。

第4回で費用やら収益をあげるタイミングの話をしました。
簡単にしようと思うあまりちょっといい加減なことを書いてたので
もうちょっと正確に書いてみます。
ここからはちょっと難しいかも。

そもそも収益・費用は企業の業績を測るために必要とされるものなので
どうやったらちゃんと業績を測れるかっていうのをちょっと昔の人が考えました。

例えば株式会社ヒゲンスという会社が1年間仕入ばっかりし続けて
商品が1000万円分になった。
で、次の年に売りまくったらなんとかプラスの1010万円で売れたとする。
2年頑張って10万しか利益ないんかいな。というのが直観のはず。
でも現金の出入りで業績測ったら
1年目1000万円の損失、2年目1010万円の利益。
超V字回復!!ってそれはおかしいんちゃうかと。

もっとちゃんと業績測ろうや。ってことで
簿記とか会計が発展してきました。

で、現在の会計で行われている費用や収益をあげる
タイミングの捉え方を発生主義といいます。
発生主義というのは「経済的価値の増減」で
費用や収益を捉えようということです。
その他には現金主義(現金の出入りで捉える)とかがあります。
ちなみに国は現金主義らしい。
単式簿記(前回参照)でやってるらしいし、
多分お金の出入りがきっちり把握できてないはず。

で、発生主義会計ですが
費用は基本的に発生主義で捉えます。
例えば商品なら仕入れたときは、
ただお金と交換しただけで経済的価値は減ってない。
売った時にモノがなくなったんやから経済的価値が減った。と考える。
そうすると売った時に費用を計上すべき。となる。
お金を払ったかどうかより
モノやらサービスやらを消費したことが費用計上の根拠になる。

ただし、それと同じように収益を捉えようとすると、
材料買ってきて工場に運んで製品作って売ってっていう流れの中で
ちょっとずつ価値が増えていくと考えられて
あまりにテキトーな収益が計上されることになる。
サプライチェーンを考えて経営するのはいいけど、
会計でこれをやったらやりたい放題。
これは危ないので、
例えば商品なら基本的に「売った」っていう事実で捉えることにした。
これを「実現主義」といいます。

で、実現した収益に費用を対応させたらその差額が業績をうまくあらわせてるんちゃうん?というのが今の会計のベースにある考え方です。
で、それに沿って考えると(株)ヒゲンスは
1年目損益ゼロ、2年目10万円の利益ってことになる。
ただ、1年目のB/Sには1000万円の在庫が載ってて、
「在庫多すぎひんか?ちょっとぐらい売ったらどうや!?」
って株主さんにつつかれるわけです。
ま、それはいいとして、(だいぶ長いけど久々やしもうちょっと。)
その1000万の商品は
「費用になるはずやけど時期尚早」とも言えるわけで、
それがB/Sの資産に載ってるわけです(全部がそうっていうわけじゃないけど)
逆に負債には「収益になるはずやけど時期尚早」なものが載ってます。
ちなみに資本にはないです。
資本はちょっと特別なので。
そんな感じでP/LとB/Sはつながってるんです。
posted by L2 at 01:23| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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